CHIEF MOURNER'S SPEECH
喪主の挨拶について
通夜・告別式・精進落としでの挨拶の構成と文例をご紹介します
OVERVIEW
喪主が挨拶するタイミング
喪主は葬儀の中心的な役割を担い、複数の場面で参列者への挨拶を行います。急な訃報の中で準備しなければならないことは多いですが、挨拶は事前に文章を用意しておくと安心して臨めます。
通夜の終わりに(通夜振る舞いの案内)
通夜の式が終わった後、参列者に対してお礼と通夜振る舞いへのご案内を行います。「本日はご多忙の中お越しいただきありがとうございます。粗茶を用意しておりますので、どうぞお召し上がりください」などの言葉を添えます。
告別式の閉式後
葬儀・告別式の閉式後、出棺前に改めて参列者全員へのお礼を述べます。故人の人柄や生前のエピソードを簡潔に触れると、参列者の記憶に残る挨拶になります。
精進落とし(会食)の冒頭と終わりに
火葬後の会食(精進落とし)の始まりと終わりにも喪主が挨拶します。冒頭では参列者へのお礼と食事のご案内を、終わりには改めての感謝と今後のご支援のお願いを伝えます。
STRUCTURE
挨拶の基本構成
① 参列への感謝
まず参列者へのお礼を述べます。「本日はご多忙のところ、またご遠方にもかかわらずお越しいただきまして、誠にありがとうございます」など。
② 故人の人柄・エピソード
故人がどのような人柄だったか、生前にお世話になったことへの感謝を一言添えます。長くなりすぎず、印象的なエピソードをひとつ選ぶとよいでしょう。
③ 生前のご厚情への感謝
「故人が生前に皆様から賜りましたご厚情に、深く感謝申し上げます」といった言葉で、故人への支援を称えます。
④ 今後のご支援のお願い
「今後とも遺族一同に変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」と締めくくります。
⑤ 略儀の一言
「誠に略儀ではございますが、一言ご挨拶申し上げました」と結びます。
FAQ
よくあるご質問
Q. 喪主の挨拶はどのくらいの長さが適切ですか?
2〜3分程度(400〜600字相当)が目安です。長すぎず短すぎず、参列者への感謝・故人の人柄・今後のご支援のお願いを簡潔に伝えましょう。読み上げる場合はメモを手に持って構いません。
Q. 挨拶で泣いてしまった場合はどうすればよいですか?
無理に抑える必要はありません。参列者も温かく見守ってくれます。言葉に詰まった場合は少し間を置き、深呼吸してから続けましょう。あらかじめメモを用意しておくと安心です。
Q. 挨拶で避けるべき言葉はありますか?
忌み言葉(重ね言葉・不幸を連想させる言葉)は避けましょう。「重ね重ね」「たびたび」「再び」「また」「続いて」などの繰り返し表現や、「死」「生きていた頃」といった直接的な表現は言い換えます。「お浄土へ旅立った」「天に召された」などの表現を用いるとよいでしょう。
Q. 挨拶の際に持ち物はありますか?
挨拶文を記したメモ(カンペ)を持つことは一般的に許容されています。緊張のあまり頭が真っ白になることもありますので、事前に文章を書き出し、練習しておくと安心です。
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